思い出しているうちにどんどん更新します!
シュコダル湖の北側にあるHani i Hotit – Bozhaj国境を利用して
3日ぶりに鷲の国・アルバニアへ帰ってきました。
時間に余裕があったので、とりあえずシュコダルの街のすぐ南にある
Rozafa城(シュコダル城)へ行ってみることに。
~~~お城に纏わる言い伝え~~~
その昔、街を守るために城を建てようと昼夜働く三人兄弟がいました。
しかしどれだけ頑丈に造っても、不思議と壁はすぐに崩れてしまいます。
そんなある日、兄弟のもとに一人の老人が現れ、
他の誰にも話さないことを条件にこう言いました…
「三人の妻のうち、明日最初にお弁当を持ってきた者を城壁に生き埋めにしなさい」
長男と次男は家に帰るやいなや、妻たちに全て話してしまいます。
老人との約束を守り、誰にも話さなかったのは三男だけでした。
翌日のお昼、お弁当を持って現れたのは何も知らない三男の妻・Rozafaでした。
三男は涙ながらに妻が生贄にならなければ城が建たないと説明します。
Rozafaは自分の運命を受け入れますが、三兄弟にひとつだけお願いをします。
「右目、右胸、右手、右足の部分だけ壁に穴をあけてください。
生まれたばかりの息子が泣き出したとき、
慰め、乳を飲ませ、優しく撫で、ゆりかごを揺らせるように。」
三兄弟は言われたとおりに彼女を城壁に埋め、立派なお城を完成させました。
~~~おしまい~~~
その言い伝えに出てくるお城がこのシュコダル城です。
他人のために自らの命を捧げたRozafaを称えて、
いつしかRozafa城と呼ばれるようになったんですね。
このどこかにRozafaが埋められてるのか…なんて思いながらお城を散策します。
壁の外には絶景が広がっていました!
ミュージアムではアルバニア、バルカン半島の歴史についても学べます✨
そして出るとまた霧…
この日はまだ時間があったので、シュコダルで泊まらずに
レジャの町まで行くことにしました!
((この時シュコダルに泊まっていれば、あんなことには…))
夕方5時頃にレジャにあるビーチリゾートホテルにチェックイン!
近くにはシーフードレストランが多数…その中でも高級そうな感じの
GOGA FISH(忘れもしない…)に入りました。
とりあえずアルバニアビールで乾杯!
スープやパスタやリゾットなど。
シーフードが”半生”でプリっとしてて、めちゃくちゃ美味しかったです!
ちなみに二人でお腹いっぱい食べて978円でした…ここは天国!
アルバニアはアドリア海に面していて、対岸は美食の国イタリア。
どうしても食べておきたかったシーフードを食べれて、大満足でホテルに帰りました。
しかし悲劇は突然に・・・
夜中、相方のうめき声で目が覚める。
…あ、やってしまったな。
その後は延泊手続きと物資調達。
スポーツドリンク売ってないのが一番困りました。
半日経つと水も飲めなくなってしまったので、近くの薬局まで一人ドライブ。
英語があまり通じないイタリア人の薬剤師さんだったので、
久々のスペイン語でなんとか症状を説明。
そして処方してもらったのがこちら~
アルバニアでお腹壊したときは、薬局に駆け込んでこの写真を見せたら大丈夫です。
…ってくらいめっちゃ効いて、翌日には普通に過ごしてました。
社長は2日遅れくらいで下痢になりましたが、それ以外の症状は無し。
これはもしかしてヨーグルト効果…?(1日1L飲んでました)
今回のインシデントで、コソボに泊まる予定が日帰りになりましたが、
とにかくお互い同時に倒れなくてよかったです💦
というわけで、アルバニアからコソボへ行きます~🚘
次回は コソボ編 です☞
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