【自社架装】タイヤ交換用のサービスカーを製作しました。

タイヤ交換設備のないところでタイヤ交換がしたい! ということで、今回は2tのパネルバンを買ってきました。 よくある”普通のトラック”です。三菱ふそうを愛するミカサ貿易ですが、今回は安さに勝てずいすゞに浮気です。 BKG-NLR85AN・・・ミカサ貿易初のDPF付きトラック・・・4JJ1という3000ccのターボエンジンが積まれています。 3Lの割にターボの過給圧が凄くてよく走ります。新東名の120km/h区間でもなんとか乗用車のペースに付いていけます。ちょっとしんどいですが・・・ 帰ってきたら早速手持ちの機材を手際よく積んでいきます。 ・タイヤチェンジャー ・ホイールバランサー ・2800W級のAC100V発電機 ・0.75kwのエアコンプレッサー ・作業台を搭載しています。 単相100V発電機から3相200Vのチェンジャーとコンプレッサーを回すために、三菱電機製の0.75kwのインバーターを1基、中国製の1.5kwのインバーターを1基介しています。 機材を積み込んで、早速車検へ!ヘッドライトがくすんでいたので今回はレンズごと交換することになりました。 手際よく(?)レーンを通って無事8ナンバー工作車になりました。2年車検です。ちょっと不備があって測定レーンを3度も通ることになってしまいましたが・・・ 車両総重量4000kgなので5t限定免許で乗れます。元々5t限定対応車なんですけどね。 これでどこでもタイヤ交換ができます。

【自社架装】簡易式クレーン搭載のスライド積載車を自社架装しました。

足回りが破損・欠品している廃車や事故車を買取するために簡易式クレーン(いわゆるユニック)付の積載車が必要になったため、自社で架装に挑戦しました。 こちらが元の姿です。 三菱ふそう・キャンター PA-FE83DGN通称ジェネレーションキャンターですね。 PA-というのが排ガス規制の基準を表し、FE→キャンター2軸8→世代・ワイド幅3→独立懸架ではなく通常の前サスD→搭載エンジンG→ホイールベース3800mmN→荷重強化仕様(総重量7.5t)ということを表します。  これがFE82になると独立懸架サスペンションになったり、DGYになると総重量8t仕様であることを表します。 という話は置いておいて、早速荷台を取外し、クレーンで吊ります。 ボルトを外せばこの通り! 荷台が取り外され、骨組みだけの状態になりました。この状態をトンボと呼ぶそうです。確かに似てるかも・・・ 今回はスライド機構付きの荷台を搭載するので、干渉するところをカットしました。 なんとかスペアタイヤ装着部は残せましたね。 その後、荷台を搭載した姿がこちら。ここから油圧ホースをクレーンのユニットに装着すればほぼ完成です。 こちらが完成した姿。足回りが壊れてしまった車両はクレーンで吊って、自走できる車両は荷台を降ろして積込出来ます。便利ですね。