【欧州ドライブ】コソボ共和国

アルバニア唯一の有料高速道路(Autostradë A1)を通って

コソボ南部の都市・プリズレンを目指します🚗

有料なだけあって上下線共に2車線あり、途中6kmにも及ぶトンネル区間もありました!

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ガソリンスタンド付きのサービスエリアも数ヵ所建設中で、

まだまだこれからといった感じ?

日本を含む116ヶ国が独立を承認している、ヨーロッパで一番新しい国・コソボ共和国。

実は、歴史的理由から国民の9割がアルバニア人です。

アルバニア政府は、コソボで暮らすアルバニア人との経済的・文化的繋がりを

より強くするため、この高速道路建設プロジェクトに10億ユーロ以上出資しています。

そんなことから、「Patriotic Highway(愛国的高速道路)」とも称されるこの高速道路。

アルバニアによるあからさまなコソボの囲い込み…すごい(^^;)

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入国は一瞬でした!

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つい最近(1999年)まで紛争下にあった国。

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たったの20年…

まだまだ暗い雰囲気なのかと思っていましたが…そうでもない?

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今回訪れたプリズレンは、1878年にアルバニア人が「プリズレン連盟」を結成し、

民族団結を誓った街です。

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こちらのプリズレン連盟博物館には、アルバニアの民族資料が展示されていました。

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ビストリツァ川(Bistrica)に沿って歩いていると、ケンタッキーを発見!🍗

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ご飯の写真を撮る余裕がないくらい空腹でした。

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画質の悪さがちょっと気になりましたが、味は普通!

ちなみに本日GoogleMapで確認したところ、潰れた?のか移転したのか、

川沿いの店舗は閉店していました。

12時頃。街中のモスクからアザーンが聞こえてきました。

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アザーンを聞きながら引き続き散策!

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大通りから1本入ると、物々しい雰囲気の建物が…

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アルバニア系住民の過激派によって焼き討ちにあったセルビア正教会、聖母リェヴィシャ修道院。

世界遺産・コソボの中世建造物群のひとつですが、有刺鉄線に囲まれています。

紛争後はコソボ治安維持部隊によって守られていたセルビア正教会ですが、

2004年3月に反セルビア人暴動によってこのような姿になってしまったそうです。

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残念ながら紛争が終わっても、民族・宗教間の対立は無くなっていません…

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お土産屋さんに何気なく置かれている商品も、

良く見るとKOSOVOの文字と一緒にあるのはアルバニアの国旗です。

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歴史的背景を知らなければ可愛い街なのに…

ちなみに隣国セルビアは今でもコソボの独立を認めておらず、

コソボは自国の一部だと規定しています。

そのため、コソボ経由でセルビアに入国する場合、パスポートの

コソボ出入国スタンプの上に大きな×を描かれてしまいます。

セルビアにアルバニアナンバーの車で行ったら…(;´・ω・)

…っと思い、今回はセルビア入国を諦めています。

(※実際に車ぼこぼこにされることがあるそうです)

NATO

アルバニアへの帰りに通ったロータリーにはNATOの記念碑がありました。

空爆を行ってコソボを独立へ導いたNATOは、コソボのアルバニア系住民にとっては

ヒーローのような存在でしょう。

たった数時間の滞在でしたが、とにかく行くことができて良かったです!

10年後も、30年後も、渡航できるといいのですが…

最後にシェルのスタンドで給油!

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KFCといい、コソボは欧米資本が結構入っています。

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日本では見たことない…V-Powerエナジードリンク(笑)

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そしてBIG DOG VAGABONDエナジードリンク😅

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国境でファンカーゴ見つけてテンション上がったところでコソボ観光は終了。

中欧ドライブもついに最終日!

次回は アルバニアの闇を再認識した中欧最終日 です☞

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